サプライズ

2015年3月22日 | 相方の修行日記

疲れて昼過ぎまで寝ちゃって、気づいたら夕方……という、まったく素敵じゃないダメダメな自分にうなだれるという、休日のこの時間。

でもさ、昨日素敵なこともあったじゃないか、うん。と、思考を牛みたいに反芻しています。
祝日営業で予約が全然入らなくて心配していたのに、なんだかんだとほぼ満席となり、お客様をお出迎えできたこと。
いつも渋い顔で黙々と食べているお客様から帰り際、「今日もおいしかったよ!」と満面の笑みで言われたこと。
オープン当初から通ってくださっている常連さんから、「もうすぐ二周年でしょ、おめでとう!」と、サプライズのケーキを頂いたこと。

正直いうと、この仕事を始める前は、(あまりよく知らない)人が喜ぶ姿を見て我が事のように感じられるのか?それをうれしいと心から感じられるのか?まったくもって自信がありませんでした。人付き合いもそんなに得意な方ではないし。
何度も何度もできない、やれない、自信がない、とシェフに愚痴っては八つ当たりをしたりいじけたり。
でも、始まったものはやるしかない。毎日ただひたすら、手足をバタバタみっともなくもたつかせながら新しい世界にとにかく慣れようと、ようよう仕事を覚えていった気がします。

そうしたら……私にもちゃんとあったんですねぇ、サービスマン的な、というか、普通に人間的な感覚。
楽しかった、とお客様から笑顔をもらうとやっぱりうれしい。
一生懸命作っているシェフの料理をほめられるとやっぱりうれしい。
頑張ってるねと声をかけられると泣きそうにうれしい(笑)。

結局、笑顔も言葉ももらってばかりなわけですが。スポンジが水を吸収するように、それがスーーっと心に入ってちゃんと呼応できている、素直な自分に驚いています。
2年間、本当に本当にゆっくりのペースですが、そうやって変化をできたことが、私のサプライズだなぁ。

頂いたケーキを食べながら。
私たちの成長を見守っていてくださるお客様がいることに、改めて感謝を。

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